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 2008/06/12
国内最高性能のスパコン、東大など3大学で運用開始
計算科学研究の体制整う、企業支援の研究会も設立

東大で稼働を開始する国内最高性能のスパコン
東大で稼働を開始する国内最高性能のスパコン
 東京大学情報基盤センターは、6月から国内最大規模のスーパーコンピュータの運用を始める。総理論演算性能は毎秒140兆回(140テラフロップス)の計算能力を持ち、これまで国内最高だった東京工業大学のスパコン「TSUBAME」の性能を上回る。

 東大情報基盤センター、筑波大学計算科学研究センター、京都大学学術情報メディアセンターの3機関は2006年春、オープンスパコンの共同開発プロジェクト「T2K」を立ち上げた。大規模な科学技術計算を行うユーザーに共通仕様の高性能スパコンを用意し、「実験・観測」、「理論」と並んで科学技術の第3の柱と期待されている「計算科学」という新領域を拓くのが目的である。筑波大、京都大も6月から同仕様にもとづくスパコンの運用を始めるため、国内で計算科学の研究が加速される。東大情報基盤センターの米澤明憲センター長(コンピュータ科学専攻)は「新スパコンの運用開始により、東大では2005年から稼働しているSR11000スパコンとともに、計算科学、計算工学分野の多様な計算需要に応える体制が整った」と強調、計算科学などの研究支援、人材育成支援、社会貢献などに積極的に乗り出すことを明らかにした。

 さらに、3大学は連携活動を強化するために「T2Kアライアンス」の推進に関する協定を結んだ。連携活動の内容は@計算科学、計算機科学に関する共同研究、A計算科学、計算機科学に関する講義・教材の開発、活用、Bグリッド技術によるスパコンシステムの相互利用と運用、C人材交流など。3大学による研究・教育・運用などの広範な連携関係は、スパコンでは過去に例がないもので、文部科学省が2011年度末に稼働を目指して開発中の次世代スパコン(10ペタフロップス)を中心とする全国的な高性能計算基盤の構築にも大きな足がかりになる。

 東大で「T2K」プロジェクトを推進した石川裕教授(コンピュータ科学専攻)は「新スパコンを学内外の研究者に開放する一方、社会貢献の一環として、企業によるイノベーションの創出を支援する」というプログラムを明らかにした。それに合わせて、今秋にもASP(Application Service Provider)を立ち上げる計画である。ASPはアプリケーションやその使い方などのコンサルテーションも含めてサービスを提供する組織のことで、ASPをビジネスモデルに産学連携を強化していく。これを下支えする組織として、近く大規模計算シミュレーションサービス研究会を設立する。

 特に新スパコンの一部は、文科省の先端研究施設共用イノベーション創出事業の一環として活用される。ASP事業を行う企業などと協力してイノベーションにつながる成果を創出するのが目的で、ライフサイエンスやモノづくり技術、情報通信、環境エネルギー、社会基盤分野を対象に、大学で開発した先端的シミュレーションソフトウェアとスパコンの利用課題を民間企業から募り、企業によるイノベーション創出を支援する。また、新しいニーズを掘り起こし、イノベーション創出につながる利用課題についても企業から募集することになっている。

 ASPは次世代の「ペタフロップス・スパコン」時代にスムーズに移行させるための1つのアプローチと期待されているので、今後の成り行きが注目される。



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